世界的にも珍しい、ログ材でできた有床診療所。
最新鋭シーメンス社製MRIをはじめ、常に最先端医療を提供出来る設備環境。
診察から入院・救急・高度医療まで、すべてを“ログハウス”で。
当院は、静岡県御殿場の地において約20年間、脳神経外科を営んで参りました。
小規模な病院ですが、それ故に常に患者様のことを最優先に考え、院内環境や設備の整備はもちろん、救急対応、高度医療への対応などに日々取り組んでおります。
この20年間私が描き続けてきた夢は、鉄筋コンクリート造や鉄骨造ではどうしてもぬぐいきれない冷たさを払拭し、人間にも環境にも優しく、丈夫で居心地の良いログハウスの病院を持ちたいというものでした。
そして2009年冬、その夢をようやく実現することが出来ました。
世界的に見てもあまり前例がない本格的なログハウスの有床診療所。完成に至るまでには様々な壁がありました。
病院という施設ならではの建設規制、周辺住民の皆さんの不安、医療精密機器との相性等々。
しかし、そんな多くの障害に屈することなく、多くの方の協力の元に理想の診療所が完成しました。
外観だけでなく、受付ロビーから診察室・検査室・病室・手術室に至るまで、全てにおいてログ材が使用されていることで、ログ材ならではの質感や香りが広がり、鉄筋コンクリート造や鉄骨造の病院とは違った優しい雰囲気に包まれています。
御殿場という緑に恵まれた穏やかな環境の中、爽やかなリゾートホテルのように佇む診療所は、患者さんのストレスを和らげ、精神的にも快方に向かうサポートの出来る、そんな優しさがあふれた施設であると自負しております。
当院のログハウスはフィンランド産の天然木を100%使用し、フィンランドで築き上げられた素材・加工技術・設計・デザインや雰囲気を活かした、日本にはない独特の強く優しい構造体です。 フィンランドの高緯度地域で育つポーラーパインのみを使用したログ材は非常に頑丈で、次のような特長があります。
- 耐久性・耐震性・耐火性・断熱性のいずれにおいても優れている
- 見た目やにおい、感触などが人間の五感を刺激し、室内に居る人に安らぎを与えるリラックス効果がある
多くの患者様が集い、長い時間を過ごすことになる有床診療所において、この優れたログ材でできた空間を提供することは、患者様の精神的苦痛を取り除くと共に、精神面からも快方に向かわせてくれるものとして期待しております。
院長 前田隆寛
最先端医療機器が揃う設備
見た目は穏やかなログハウスですが、院内には最先端医療機器が揃い、高度医療を提供しています。
救急対応もしております。
広い敷地を活用した平屋造り
診療所全体を平屋にすることによりシンプルな動線を確保。
患者様にも医師・スタッフにも優しい構造です。
バルコニーのある病室
病室から直接出ることの出来るバルコニーは森に隣接。
患者様に一層のリラックス空間を与えてくれます。
開放感のある高い天井
診察の待ち合いスペースや、入院患者様にリラックスしていただくための「デイルーム」は、開放感のある高い吹き抜けの天井になっており、従来の病院が持つ無機質なイメージとは無縁です。